【ゆるく考えよう】仕事も人生もツラくて逃げたいあなたが幸せになる方法

こんにちは!ゆみんです♡

 

年間300冊を目指して読書中♡今回はこちら♡

 

『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』

ちきりん・著

 

前回の「自分のアタマで考えよう」につづき、ちきりんさんの著書2冊目♡前回の記事はこちら。

truestory-yumin.hateblo.jp

 

こんな本♡

この本は人生や仕事がツラくなった時の考え方の教科書。頑張れば報われるー。そんな固定概念にしがみついて、無理にツライ生き方を選んでいませんか。もっと自由に自分らしく生きるための、すこし「ゆるい」考え方を教えてくれます。

 

こんな方むけ♡

・ずっと頑張り続けている人

・そしてそんな現状がツライ人

・頑張り続ける以外の新しい価値観を知りたい人

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目次♡

 

感想♡

「目標は低く持ちましょう!」「人生は早めに諦めよう!」など、いかに「頑張れば報われる神話」に固執しすぎると非生産的か、が冷静な目線で書かれています。特に、「日本はアジアのイタリアに」で、日本が目指すべきなのはアメリカやイギリスではなく、イタリアだとちきりんさんが思う理由がとても面白い。

 

イタリアってけっこうはちゃめちゃな国なんですよね。政治家もちゃらんぽらん、失業率高い、少子化社会、貧富の差激しいetc。けど素晴らしい文化を持っていて、何よりイタリア人はみんな自分の国が大好き。視野を広くもって自分の国を相対化してみたら、日本てなかなか悪くない国のはずです。

 

このような一見あっと驚く視点でもちゃんとロジカルなのが、ちきりんさんの本の面白さです。ただ単に楽観的になぐさめるのではなく、一度冷静になって次の生き方を示してくれます全編必見♡

 

 

いくつかお仕事に役立ちそうなトピックを抜粋しましたのでどうぞ。

 

「やめる決断ができればはじめられる」

 

日本の組織や人はやめる決断が遅い。特に撤退の決断が遅い企業は多い。なぜか?

理由①やめることを問題視する道徳観

理由②リーダー像の違い

 

①は有終の美の文化ですね。反対に、例えば欧米であれば、終わり方はどこまでも合理的な戦略です。「Exit戦略」という言葉もあると。どこで撤退するかをはじめから想定してビジネスを進めていると。

 

②については、

日本のリーダー:できるだけ混乱を起こさない人

欧米のリーダー:泥をかぶってでも変化を起こせる人

そもそもこういう違いがあると。だから企業でも、決断のスピード感に違いが出る。

 

このように企業だろうと人だろうと、もっと「終わる判断」ができるようになれば、自由に次のチャレンジが出来るようになるのです。

 

「インプットを最小化する」

 

何事も、インプットが無限にあると思うと、絶対に生産性はあがりません。生産性を上げる努力をしなくなるからですね。ですので生産性を上げたければ、「インプットを最小化する」こと。「終わるまでやろう」ではなく、「〇〇までに終わらせる!」と決めること。仕事だろうと夢だろうと婚活だろうと、です。

 

生産性とは「アウトプット÷インプット」で計算する比率です。分母の「インプット=働く時間」を増やしたら、生産性(=仕事の効率)はどんどん落ちます。やるべきことは「より働く」ことではなく、「働く時間を少なくする」ことなのです。(「仕事をたしなみ、未来をつくる」より引用)

 

「「人脈づくり」はたぶん無意味です 」

 

これは、人とコミュニケーションをとらなくていいですよ、という意味ではありません。ネット上で繋がりまくったり、やたらと異業種交流会に出かけたり、名刺くばりや名刺集めに奔走することが「人脈づくり」じゃないですよ、というお話です。

 

大切なことは人脈の多さでは無く、「本人が魅力的であること」だと。自分が魅力的であれば、自然と人が周りに集まり、人脈づくりができると。

 

これは本当に納得です。人と会って刺激を受けることは賛成ですが、同時に「ひとに価値提供できる自分になる」ことが大切ですね。takeばかりではなくgiveすることも考えるのは、人生においては大切です。

 

まとめ♡

 

自分を縛っているもの、それは社会規範であり世間の目です。しかしさらにいえば、自分の心の中にある「自己保身欲」や「プライド」、「不安感」といったものが自分の生き方を強く縛っていて、本当の意味で自由に生きることを妨げていると気がついたのです。(「おわりに」より引用)

 

世間の価値観や固定観念をなげうって、自分の心に正直に生きることが自由な生き方。なかなかその一歩を踏み出せないのが正直なところでしょう。そんな方はまずこの「ゆるく考えよう」を読んで、視点と考え方、頑張り方を変えましょう。それが自由に生きるヒント♡

 

ちきりんさんの本を読んだあとは、スーっと冷静になれます。まるで読む精神安定剤でした♡