動画で学ぶ英語シリーズ①6年半の監禁を生き抜いた女性政治家

英語の学習で大切なことは、楽しく興味をもてるものにふれること♡

とくに実際のインタビューを聞くと、リスニングの勉強にもなり、人生において大切なことも学べて一石二鳥なのです♡

 今回は”強く勇敢な女性シリーズその①♡”約6年半も監禁されながら、自身の尊厳を決して見失わなかったとある女性政治家のお話です。12分くらいでちゃちゃっと見られる動画です。字幕機能をonにしながら見てみて下さい。下ではインタビューの中で印象的な部分をピックアップしてご紹介します。

 

youtu.be

 

イングリッド・ベタンクールとは

1961年12月25日生まれ。コロンビアの政治家。”反汚職”を掲げ、脅迫にも屈せず数々の汚職事件を告発していた。2002年2月23日、コロンビアのゲリラ組織コロンビア革命軍FARC)によって拉致される。その後2008年に救出されるまで、6年半の間ジャングルの収容所で人質として監禁された。

 

 

イングリッドの過酷な人質生活についてインタビュアーが質問しています。

 

"What I kept wondering is how where what place do you go to because those people were holding you prisoner but actively trying to break you as a human being and break your spirit. How did you remain intact?”

「人間としての尊厳と魂を破壊しようとされたとき、あなたはどうやって、なにをよりどころにしたのですか?どうやって無傷のままでいたの?」

 

"I think that faith is important for me.(略)Faith in the sense that  I had an image of somebody that had kept his dignity in sufferance, so something that was rearlly important to me I had to protect my soul who I was."

「私にとっては信念がもっとも大切です。苦難の中で尊厳を保つイメージを持つような信念です。自分自身が誰なのかという魂を守る事がとても重要でした」

 

そしてこの後、その例として印象的な点呼の出来事が語られます。朝4時に突然囚人たちの点呼がはじまり、一人ずつ番号を言わされます。しかしイングリッドはそれを拒否して「私の事は名前で呼ぶように」とゲリラに言ったのです。結果的にゲリラたちはイングリッドを名前で呼ぶようになります。

 

この出来事についてイングリッドはこう語ります。

”Even if it is difficult, you have to say no for things that are essential for you"

「たとえ難しくても、あなたにとって必要なことなら、Noと言わなくてはいけない」

 

彼女の勇敢さが垣間見えますね。

 

その後、イングリッドは首に鎖をつけられ、他の囚人とは話されて木に繋がれて4年間を過ごすという過酷な体験をします。その時に彼女を支えたものについてこう語ります。

 

"You have to grab the things that keep you alive and to keep you consistent with yourself, and the love is most important. knlowing that you loved and knowing that you are important to someone even if people around you tell that you are a number or an animal."

「自分自身を生かすものを掴み、自分を保たなければいけません。そして愛こそが最も重要です。たとえお前はただの数字だ、動物だと言われても、あなたは愛し愛され、誰かにとっての大切な存在だと知らなくてはいけません。」

 

強い信念自分を見失わない心、そして。それらがあれば、壮絶な体験をしながらも人は凛として生き抜くことができる、とイングリッド・ベタンクールは証明しました。私の尊敬する女性のひとりです。

 

強くたくましく生きる女性の人生を知ると、自分の悩みがちっぽけに思えてパワーが湧いてきませんか?こうやって楽しく知見を広げながら英語を学びましょう♡