【入門編】超簡単・新聞の読み方
「就職活動で新聞を読めって言われるけど、どうやって読めばいいの??」
こんな疑問を感じたことはありませんか?
時事問題を知っておかなきゃいけないのに、新聞の読み方がわからなければ情報がとれませんよね。新聞の朝刊の文字数は実に20万字!新書2冊分にもなるそう。すみからすみまでじっくり読んでいたら、時間がどんどん過ぎてしまいます。効率の良い読み方も知っておかなければいけません。
そんな方におすすめの本がこちら♡
『僕らが毎日やっている最強の読み方ー新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』
ジャーナリストの池上彰さんと、作家で元外交官の佐藤優さんの共著です。新聞だけでなく、雑誌やネット、本からどのようにして情報を得るか、どんなものを読めば良いかがわかりやすくまとめられています。今回はこの本で私が学んだ新聞の読み方をご紹介します。
目次♡
きっかけは新聞を7紙を読もうと思ったこと
現在ゆみんは、可能な限り毎日、新聞(主に朝刊)に目を通しています。
日本の新聞なら
・日経
・読売
・朝日
・産経
・毎日
外国紙なら
・The Wall Street Journal
・Financial Times
全7紙です。外国紙のふたつは日本語版もありますが、ゆみんは英語の勉強もかねて英語で読んでいます。学生時代から新聞を読む習慣はありましたが、客室乗務員として世界中を飛び回るようになってからは、国内外のニュースを知る必要が増え、今ではこんなにいろいろと読むようになりました。
なぜ1紙ではなくこれほどたくさん読むかというと、「多角的な視点を保つため」です。新聞には新聞社の個性がでるため、それぞれ特徴が違います。同じニュースでも報道の仕方や取り扱う大きさが違うのです。1紙だけ読んでその視点に流されるのは好ましくないですし、読み比べてみるとおもしろいのです。
ただし時間がかかる! ふつうにじっくり読むと午前中がまるまる潰れてしまいます…。そこで出会ったのが池上さんと佐藤さんの本です♡
効率の良い読み方 ポイントは2つだけ♡
①基本は飛ばしよみ
新聞は「飛ばし読み」が基本です。じっくりと一字一句読まず、とりあえず全ページにざーっと目を通す。時間がないときは、左ページに目を通すだけでもいいそうです。1面・3面などの左ページ、中でも右上に重要なニュースが載ることが多いと池上さんは話しています。
②「見出し」と「リード」で読む読まないを決める
まず見出し=記事のタイトルと、リード=記事のいちばん最初にくる前文をぱっと読みます。そこで「読むべきだ」「おもしろそう」と思ったら最後まで読むようにすると、記事の取捨選択ができてタイムセーブになります。
見出しとリードは、実は記事を書く上で最も大切な部分です。特にリードには、記事の内容が簡潔にまとめられているため、リードを読むだけでもなんとなく全体像がわかるようになっています。ここを読むだけでも十分情報収集になるんですね。
この2点をおさえればまずは新聞入門完了です♡
おすすめの新聞はどれ?
次の疑問は、「どの新聞を読めばいいの?」また「何紙読めばいいの?」でしょう。
いきなり日経新聞はムズカシイ
就職活動といえば日経新聞、という公式がありますね。しかし池上さんいわく、「日経新聞は、日頃から一般紙を読んでいない人にはハードルが高い」とのこと。まずは無理せず一般紙から読むのがおすすめです。「自分の知識レベル」から背伸びしすぎずに、まずは1~2紙を読むと良いそうです。
ゆみんも就職活動中に日経新聞デビューしましたが、ビジネスの知識がほぼ無い学生にはなにがなにやらさっぱりでした。そこで、家族で購読していた読売新聞と一緒に合わせ読みをしたところ、わかりやすかった記憶があります。
紙で読むか、電子版か 今はアプリが大充実♡
池上さんは紙で読む派、佐藤さんはタブレットで電子版を読む派だそうですが、ゆみんもアプリで読んでいます。本当は紙で読みたいのですが、7紙を保管しておくスペースは惜しい。アプリなら月額費用1000円~を払えばすべての記事が読めますし、一部は無料でも公開されています。
ウォールストリートジャーナルもアプリがありますし、ファイナンシャルタイムズは日経電子版で読めます。アプリならケータイで通学、通勤時間でぱぱっ♡と読めてしまうので習慣化しやすく、おすすめです。
新聞は知識の宝庫♡
ネットが発達した現代でも新聞がおすすめな理由は、新聞には政治、経済、国際情勢、芸能、スポーツまで、世の中の全てが1カ所にまとまっているからです。1つの記事の裏には記者による徹底した取材と”裏取り”があり、情報源が不確かなネット情報よりも、ある程度の信頼性があります。
新聞は読み方さえわかれば、とってもおもしろい&超コスパの良い情報源ですよ❤デキる社会人の必修科目です。みなさん読みましょう。